軽口雑話 第35話 | マレー語覚えた方が良いスッよ | ![]() |
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レストランに入って食べ物を注文するときたとえばワンタンミースープ、トゥと言って2人分を指を二本立てて注文します。すると1つしか出てこないことがしばしば有りました。文句を言ってもう1つ頼むことになるのですがどうしてかわかりませんでした。かみさんが言うには”サトゥー(マレー語で1の意味)と間違えているのじゃない。”どうやらそんな気配です。あまり頻繁に起こるので最近は2だけは”ドゥア(マレー語の2)”と言うことにしています。それからは殆ど間違いなく2つ来るようになりました。 マレーシアに来るとき英語が上手になりたいと切望していました。しかし来てみればご承知のとおりマングリッシュで英語とはかけはなれるばかりです。 ”マレー語覚えた方が良いスッよ!!”外語大学を出た友くんが言いました。とりあえずマングリッシュとはいえ英語らしき言葉で通じることだし、マレー語は覚える気がありませんでした。彼の言い分によると、ここの英語をしゃべっていると本来の英語力は低下し、本場の英語圏に行った場合最低の言葉になってしまいます。わたしもここの英語に慣れると言うことはそう言うことになりだろうと危惧していました。少しばかりの英語力(まったくたいした事はありませんが...)をだめにしてしまうのではないかという不安をもっていました。彼はもっと強く感じたのでは無いでしょうか。そこでマレーシアの共通語であるマレー語でしゃべれば英語(マングリッシュ)をしゃべる事はなくなるので変なイントネーションや発音の癖がつかなくなります。 この考え方には納得したのですが、改めて始めるとなると大変です。 秋谷さんによると”僕は半年でマレー語覚えました。”と言うことです。”ウヘッー!、とてもそんな短期間では覚えられません。” まず数字から覚えようと始めました。ようやっと数字は言えるようになったのですがまるっきり聞こえてきませんし、とっさに出てきません。この調子では2年たってもマレー語の会話が出来そうにありません。”まっ諦めずに続けるかっ!”といった心境です。 でも華人としゃべる場合は、4声なまりのマングリッシュと向きあうことになるのです。 |