軽口雑話 第36話 インド人のタクシードライバー   
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≫ インド人のタクシードライバー(第36話)

 KL、インビにあるロウヤットプラザまで行く用事がありました。スバンジャヤ駅までタクシーで行きKTM、モノレールと乗り継いでロウヤットプラザのコンピューター街までの予定です。
 ホリデイビラの前でタクシーが止まり、お客が降りるのを待ってスバンジャヤ駅までの交渉をしました。運転手はインド人でした。先日インド人のタクシーに乗って言い合いをしたばかりなのに、またインド人のタクシードライバーです。
 ”駅まで幾ら?”
 ”RM7だ!”
 ”高い!RM5なら乗るけど...”
 ちょっと渋った顔をしながら
 ”OK!!”
 で乗り込んだのは良いのですけど、乗って細かいお金を調べるとRM3しか有りません。あとはRM10札以上です。ぴったりのお金がないと必ずすったもんだが有ります。内心”まずいな!”と思いました。  スバンジャヤ駅へ着いてRM10を出すと、あんのじょう
 ”さっきはRM10って言ったよな!”
 と来ました。こちらもかちんと来て言い返しました。
 ”いや君はさっきRM3って言ったんだ。”
 と言いながらRM10札を引っ込めてRM3を渡そうとしました。インド人の運転手は、
 ”ああ思い出した。RM5って言ったんだ。ソーリ!ソーリ!”
 と言ってRM5のおつりを出しRM10を受け取りました。
 最近、仕事ではインド人と組むことがたびたびあり、電気などの仕事ではマレー人よりも熱心で優れているように思います。こちらの方は相性が良いのですが、どういう訳かインド人のタクシードライバーとの相性はいまだ良好とは言えません。




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