軽口雑話 第51話 日本にも海外移住者   
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≫ 日本にも海外移住者が多いのにびっくり!(第51話)

 マレーシアにいた時は、私が移住者の側でした。だから周りが100%外人だけでもあまり違和感を感じないようになってしまいました。日本に戻って何処へ行っても違和感というのをあまり感じない。だから物事を直視でき頭にすっと入って、当たり前で終わってしまう。ちょっとの皮肉も出てこない。全てが自分の常識の範囲に収まってみえる。みたいな感じです。
 でも最近気がついたのだけれど道で人とすれ違うと外人が多いのにびっくりしてしまいます。子供も多いですし何かが違う。マレーシアではマレー人中国人インド人とが6:3:1の割合で住んで居ます。普通に一人で歩けば、異質なのは私です。
 私の住んでいるあたりは、結構高齢者が多いのですが、皆車に乗って移動しています。道を歩いているばっちゃんはあまり見かけませんが特に高齢のばっちゃんが運転しているのを多く見かけます。日本に戻ってから車を持っていませんので、買い物も全て歩きです。で歩いているひとは学生さんとかランニングのひと。ところが私たちのように買い物袋を下げて歩いている人の多くは外国人です。白人は見たことありませんから、殆どが東南アジア系の人のようです。秦野では南西の方角にものすごく大きな工業団地があります。おそらくそこで働く外国人かなとおもいます。
 結構子供ずれで親を中心にわいわいやってます。しゃべっている言葉は何語かわかりません。でも日本語ではありません。
 近くの葛葉大橋というのを渡ってどんどん北に向かうと道が細くなり広々とした畑が開け山裾まで広がっています。元々は江戸時代に田んぼとして開墾されたと端の大きな石碑に書いてあります。今は、田んぼとしても半分ぐらい使っているようですが、後の半分は畑として使っているようです。(殆どが貸し畑のようです。)
 東側の畑では無人販売をやっていて、大きななす5ヶで100円ととか出ています。すぐに買ってしまいます。新鮮で美味しいなすが頂けます。おばちゃんが畑に居る時は声をかけると好きなものを分けてくれます。もちろんオール100円です。かみさんも大感激で新鮮でしかも安い。
 でこの一角にもちょっと異質な一角があります。一つはベトナム系かそちらの系の夫婦が耕しています。仮小屋を作ってその前に農機具を置き子供が自転車の乗り回しています。もう一カ所は私のよく知る中国人ですぐ解りました。
 日本にいる外国人が工場の労働者としてきているのは知っていましたが、農業で自営しているとはびっくりでした。




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