軽口雑話 第52話 真北は丹沢山だった   
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富士山!

≫ 真北は丹沢山だった(第52話)

 今の住処は決める時、富士山が一望できることに感激して決めました。
正面には箱根の神山と駒ヶ岳がおっぱいのように見えます。地図で見るとおっぱい山の向こう側は芦ノ湖のようです。
 南側にばっかり気を取られていましたが、先日自分のiphoneに磁石が付いているのを知り、北側の方も調べて見ました。真北が、丹沢山と塔が岳でした。

左端は蛭が岳、真ん中の低い山が塔が岳、右端が丹沢山!
塔が岳がやや前方に、重なって少し後ろに、丹沢山が塔が岳よりもやや高く見えます。30度ほど東に大山が見えます。なんとゴージャスな場所に住んでいることにちょっと感激しました。

大山!
 冬場の富士山は晴れていれば朝から昼頃までは毎日拝めます。午後過ぎると富士山は雲で隠れて見えなくなります。冬場は殆ど雪に覆われていて真っ白な富士山が見事です。
 夕方散歩の時は葛葉川の側道を歩きます。右上方に大山、丹沢、塔が岳を見ながら3−5Kmほどさかのぼります。これが勾配の薄いだらだらの登り坂で私にはちょうど良い負荷になります。逆に帰りは緩い下り坂となり、楽に帰ってこられます。
 葛葉川は西に向かって上流ということになります。葛葉川は普段晴れていると水がなく乾いた川になります。砂防ダムも500mおきくらいに設置してあり看板には優良河川と書いてあります。でも雨が降るとしっかりした川になります。
 ところが東に下って、葛葉大橋を過ぎると、川は突然蛇のようにくねくねと蛇行し渓谷になります。ナショナルトラスト公園になります。
 上流は市街地を流れているのになんか不思議な川です。

川は左端から右へ流れます。水路の左端が葛葉大橋です!
 また時々は散歩を正反対の方向に向かいます。5分ほど緩やかな登りを行くと階段があり南公園と書いてあります。階段を降りると花壇があり周りにベンチが置いてあり皆が休憩出来るように、なっています。さらに20−30m下ると吊り橋があり遙か下は葛葉川で深い森に囲まれて綺麗な水がいつも流れています。川の側道を入るとくねった葛葉川の壁面には古代の地層が見えます。
 我が家から葛葉川を上流の西に向かうか、東に向かって森を行くかで全く違う景色になります。
 南へ向かえば、246街道やショッピングセンターのベルクなど買い物へとなります。
 北へ向かえば塔が岳と丹沢を正面に山裾の広々とした田んぼや畑になります。どちらへ向かってもすばらしい場所です。




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