マレーシア移住 第10話 ドリアンとマンゴスチン   
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≫ ドリアンとマンゴスチン

 「吉川さんこれから会社の連中とドリアン食べに行くけど行かない?ドリアンは今出始めたばかりだから奥さんと一緒に..!!」
 「もちろん行きます!」
ホリデイビラの長期滞在者パーティーで知り合ったAさんから電話が掛かって来ました。彼はこちらで会社を経営する社長さんです。会社のスタッフを連れてドリアンを食べに行くのに一緒に誘ってくれました。
 季節感のないマレーシアでもドリアンに季節が有ります。
 5月と12月だそうです。
 ご承知のようにその匂いでホテルには持ち込み禁止です。
 最近はカルフールでも果肉をばらしてパックで売っていますが、ほとんどは産直屋台が幅をきかせています。我々の目的地も屋台で、A氏の会社の人達と総勢10人ほど。中華料理と同じで人数が多いほど楽しめます。
 まずはドリアンを選び、お店の人が大きな包丁の背で叩いて亀裂を入れてもらいます。それを割れ目にそって割ります。両側に四つぐらいずつに分かれ、種の周りに柔らかい果肉が着いています。それを食べます。
  最初、匂いに気圧されますが口に入れるととろりとした甘みと柔らかい食感が口の中に広がります。すると匂いもあまり気にならなくなり、続けてどんどん食べたくなります。さすがに果物の王様ドリアンです。
 ドリアンにも幾つか種類があり大勢で行くといろいろな種類を食べられます。色も写真のものよりもっと黄みがかったものや味のこいものなどいろいろです。どれが美味しかったかと問われると困りますが一番最初に食べたのが美味しかったかな!
 こんな風に、いろいろなドリアンを試食するなら大勢で食べにゆくのが正解です。夫婦二人で食べに行っても味になじみが無いこともあってとうてい1個は食べ切れません。大勢ならいろいろな味が食べられます。現地の人達はいくらでも食べられるようです。一人で一個以上食べてしまいそうです。ちなみにドリアンの値段は10個でRM100(¥3000)、1個RM10(¥300)でした。
 マンゴスチンも同じ屋台で売っていました。かみさんはマンゴスチンが大好きで、食べたい食べたいと大騒ぎをしていましたから、ご機嫌でした。甘くてちょっと酸っぱくて何とも言えない優雅な香りがします。ただし外側の皮の部分の汁を洋服に点けると赤い色が落ちません。要注意です。屋台で食べたものの他に買って帰りました。12個でRM5(¥150)でした。




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