≫ 田舎へ(水田、ジャックフルーツ、マンゴーの木)
KLから西に向かって海まで行くとクランです。クランでA氏とそのスタッフとクランでバクテーを食べ(上記)その足でドライイブに出かけました。クランから海に沿って5号線を1時間ほど北上するとクアラ・セランゴールと言う街がります。そこのメラワティ丘に登りました。
自然の要塞のようになっていて昔の大砲が展示されていました。黒い小型の猿(シルバー・リーフ・モンキー)が丘を駆け回っていました。丘の上は、売店などが無く、ゴミが落ちていないので、違う国へ来たのではと錯覚してしまいそうでした。いろいろな色のブーゲンビリアがとても綺麗でした。
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A氏のスタッフはここから帰りましたが、我々はさらに北上してセキンチャンという街に向かいました。五号線は、地図で見ると海に沿って北上していますが、実際にはちょっと内陸を通っていて、海は見えません。セキンチャンに入ると右側つまり内陸側に水田が開けて来ました。ずっと内陸側のジャングルまで水田が続いています。 かって知ったる上原氏の案内で田圃の中の一本道に入りました。稲穂がたっぶりと米をつけていました。日本と違うのは区画がものすごく大きい事です。水路に沿って進むと、いろいろな果物の木が点在しています。
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ジャックフルーツの木がいくつもありました。これがジャックフルーツの木だよと教えられるまで大きな実がなっているに気が付きませんでした。ジャックフルーツはドリアンと似ていますが、実はドリアンより大きく丸くなくて、不揃いな格好をしています。果肉はオレンジ色(どちらかと言うと肉色に近い)で匂いもドリアンほどきつくありませんが、味はちょっと落ちます。 ドリアンの木も有りました。もう食べ頃な大きさです。パパイヤの木も有りました。なんと言う実か分からない木も有りました。
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突き当たりのまで川まで行き着くと橋があり、渡るとジャングルが始まります。そこらあたりに面白い鳥の巣が有りました。鳥が草で編んだ巣です。いろいろな形の巣が有りました。鳥の芸術性にも個性が有るのがおもしろいと思いました。巣に出入りする場面は見る事が出来ませんでした。草が枯れて茶色くなった古い巣は使わないそうです。青々とした新築しか雌には気に入ってもらえないのでしょう。
街道に戻って、海側へ路地を入ります。2−3分ゆっくり走ると海が見えます。しばらくゆくと田舎の海辺レストランが幾つか有りました。そのうちの一つに入って昼食にしました。ビール3本、蒸しエビ12匹、青菜の油炒め、シャコの唐揚と野菜の炒めもの、など海の幸入りのご飯で美味しくいただきました。 海辺は、干潟でした。干潮で泥濘が浮き出してムツゴロウや蟹などが無数にいました。泥濘の色は灰色で、日本の干潟とは成分が違うのではないかと思いました。見慣れない泥濘の色に少しとまどいました。
今回は道案内から運転までA社長にすっかりお世話になってしまいました。感謝です。 |