マレーシア移住 第17話 ランカウイ島   
home > malay > 17_lankawi



ランカウイ島の海岸


≫ ランカウイ島

 次男達夫婦と子供が休みをとってランカウイへ遊びに来ました。ランカウイのホテルは、ホリデイビラが良いと聞いていたので、彼らは日本からHISで予約しました。わたしたちはこちらのホリデイビラから真希子さんにたのんで予約を入れてもらいました。同系列のホテルと言うことで特別料金を出してもらいました。飛行機の切符はKLのHISでお願いしました。予約後24時間以内に支払えば半額というチケットがあると言うことを教えて頂き、これを購入しました。彼らは日本から直接ランカウイのホリデイビラに直行し、我々は次の日ここから出発しました。
 ホテルの前でタクシーを拾いました。幾らで行くか聞くとR50だと言います。こちらはR40を主張しました。すったもんだのあげく、R45でしぶしぶOKしました。値段が決まると最短距離、最短時間で突っ走ります。このタクシーは、プロトンの1500cc(三菱のランサーの3世代前の型)でした。かなりガタが来ています。高速に乗り走り出すといくらでもスピードを上げて行きます。”余り値切ったので頭に来ているのかもしれない。”とかみさんと小声で話し合っていました。
高速道路では、巡航速度150Km以上ですっ飛ばして行きます。スピードの嫌いなかみさんははらはらしっぱなし、普段なら45分くらいかかる処を25分で空港まで来てしまいました。こちらも相当頭に来たので降りるときに、あんたはタクシーの運転手を止めてF1のドライバーになるべきだ。と相当な皮肉を込めて言ったのですが、彼は嬉しそうな顔をして”有り難う。”を連発しました。”こりゃだめだ!”帰りに拾ったお客を乗せて事故ら無いことを祈るばかりです。
 飛行機は30分ほどでランカウイに着きました。飛行場を出るとタクシーがまっています。乗用車タイプではなく、ボンゴタイプの車でした。料金表があって、ホリデイビラまでは、R14でした。15分で着きました。
 ホテルのカウンターでチェックインをしている最中に次男家族に出会いました。その日は再会を祝してホテルのイタリアレストランで食事をしました。味はまあここはマレーシアですから...。
 私達の部屋は中庭に面した2階でホリデイビラ・スバンの部屋の様には大きくありませんが、必要にして十分な大きさの部屋でした。
次男家族の部屋は一階でそのまま中庭に出て行けます。中庭は大きなリゾートプールがあってなかなかの景観です。
 翌日は朝からホテル中庭のプールで泳ぎました。水が綺麗で気持ちよく泳げます。次男の一粒種ひろ君も浮き輪に入ってご機嫌でした。インド人の小さな子アッカがひろ君に目を付け、何かと世話をやいてくれます。彼女は兄貴が一人いて家族で居るときは兄貴にいじめられしょっちゅう泣いていました。ひろ君の側に来ると猛烈な母性本能を発揮して、彼をかばってくれました。彼女達も一家でホリデイビラに滞在していました。夕食は、ホテルを出てレストランを探しました。真っ暗な道にところどころレストランが点在しています。私達はファットママという中国レストランを見つけ入りました。道からかなり引っ込んだ処にオープンスタイルの2階建てのレストランでした。まずビールで乾杯、蟹、バタープローン、油菜、ビーフンの野菜炒めなど味も申し分ありませんでした。特にバタープローンと蟹は好評でした。このレストランの客は地元の人が多く入っていましたので、レストラン選びは成功だったようです。
次男一家は、先にKLに発ちました。KLでまた再会します。私達はもう一泊しました。翌日は、島を散歩したり海辺でデッキチェアーにくつろいで海岸にあるバー小屋からカクテルを買って飲みながら文字通りリッチな時を半日過ごしました。ちなみにこの島は島全体が免税地域になっていてお酒の安さは特筆物です。缶ビール350ml入りカールスバルグでRM1.5(45円)です。とたんに話が現実味を帯びましたが、海辺での時間のゆったり過ぎてゆく感覚はなにものにも代え難いものがあります。
 またここの夕日はものすごい美しさです。写真の様に、派手で綺麗な色彩を放っています。夕日を眺めながらの一杯はこたえられません。
 私達はKLIA行きの最終便でもどりました。




お問い合わせ